データ品質SLAルールは、重要なデータ要素のデータ品質を監視し、例えば、規制報告への入力となるデータを監視し、品質問題の改善タスクを開始することができる。
データ品質SLAルールはプロジェクト内のデータ資産に適用され、メタデータ・エンリッチメントの一環として評価することができる。 詳しくは、 メタデータ・エンリッチメントの設計を参照のこと。
評価の結果に応じて、SLAルールの遵守または違反が、データ品質SLAルールの対象となるデータ資産のデータ品質ページに報告されます。 データ品質SLAルールの遵守と是正を参照。
データ品質SLAルールは、ルール条件とオプションのアクションで構成される。 ルール条件は、監視するデータ要素と品質基準を定義する。 基本的なSLAルールは、名前または割り当てられたビジネス用語によって選択されたデータ資産全体に適用される。 選択したデータ資産内の個々の列にルールを適用するためのサブ条件を含めることで、より細かいルールを作成できます。 また、さまざまなデータ資産の特定の列に適用するデータ品質SLAルールを設定することもできます。
品質基準は、品質スコアのしきい値を定義する。 データ資産に対して実行されたすべての品質チェックのスコアは、データ資産、その列、およびデータ品質ディメンジョンについて集計されます。 閾値は集計されたスコアに適用される。 選択したアクションは、SLAルールの評価結果のみを報告するか、データがルール条件の品質基準を満たさない場合に修復ワークフローをトリガーするかを決定します。
たとえば、 Customer contact
というビジネス用語が割り当てられたデータ資産の EMAIL、EMAIL_ADDRESS、または MAILTO という名前の列の完全性ディメンジョンおよび有効性ディメンジョンのスコアが 100%でない場合に、既定の修復ワークフローをトリガするデータ品質 SLA ルールを作成できます。 このルールの定義は、ネストされた条件とアクションで構成される:
このデータ品質SLAルールは、それぞれのアセットを含むメタデータ・エンリッチメントが Monitor data quality with SLA rules オプションで実行されるたびに評価されます。
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親トピック: ガバナンス成果物