エンタープライズ・マスター・データ・ソリューションにIBM InfoSphere Master Data ManagementStandard Edition または Advanced Edition が含まれている場合は、MDM Publisherツールを使用してInfoSphereMDM からIBM Match 360onIBM Cloud Pak for Data にマスター・データを直接エクスポートできます。
MDM Publisher を介して InfoSphere MDM が提供する拡張マスター・データには、以下のような詳細情報を含めることができます。
- レコード間の関係
- 契約関係
- 同意管理の詳細
IBM Match 360 が MDM Publisher に接続できるようにする
IBM Match 360 と MDM Publisher インスタンスの間の高速転送サービス接続を有効にするには、クラスターを構成する必要があります。
デプロイメント構成で IBM Match 360 を使用して、 MDM Publisherを介して InfoSphere MDM からマスター・データをロードする必要がある場合は、 IBM サポートに連絡して、接続のセットアップに関するガイダンスを受けてください。
InfoSphere MDM からのマスター・データのパブリッシュ
接続を構成した後、 InfoSphere MDM デプロイメントで MDM Publisher ツールを使用して、既存の MDM システムからマスター・データを転送します。
InfoSphereMDM からIBM Match 360 with Watson にマスター・データをエクスポートするためのMDM Publisherのセットアップと使用方法については、MDM Publisherのドキュメントを参照してください。
IBM Match 360 with Watson サービス・インスタンスを MDM Publisher ターゲット・エンドポイントとして追加するには、IBM Match 360 サービス API キーが必要です。 この API キーは、 IBM Match 360 with Watson サービス管理者が生成する必要があります。
InfoSphere MDM からのマスター・データのロードと処理
MDM Publisher でパブリッシュ・タスクを完了したら、IBM Match 360 with Watson サービスに戻り、マスター・データをロードして処理を開始します。
IBM Match 360 サービスが、InfoSphere MDM インスタンスからデータが正常にパブリッシュされたことを検出すると、Data Engineer 権限を持つユーザーに対して、データを受け入れて IBM Match 360 にロードするように求めるプロンプトが表示されます。 データ・エンジニアは、マッチング・アルゴリズムを実行して、強化されたマスター・データを IBM Match 360 エンティティーに取り込むことができます。
次のステップ
- データ資産およびソースの追加
- マッチング・アルゴリズムの実行は、追加した他のデータ・ソースとともに InfoSphere MDM からのデータを含むマスター・データ・エンティティーを作成します。
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親トピック: マスター・データの構成