SPSS Modeler フローを実行するジョブを作成できます。
SPSS Modeler ジョブを作成するには、以下のようにします。
SPSS Modelerで、ツールバーの 「ジョブ」 アイコン をクリックし、 「ジョブの作成」を選択します。 ウィザードが表示されます。 「次へ」 をクリックして、以下の説明に従ってウィザードの各ページを進めます。
名前と説明 (オプション) を入力して、ジョブの詳細を定義します。 必要に応じて、ジョブの保存設定を指定することもできます。 「ジョブ実行保存設定」 を選択して、終了したジョブ実行およびジョブ実行成果物 (ログなど) を保持する期間を設定します。 以下のいずれかの保存方式を選択できます。 ジョブ実行ファイルの数が多すぎると、プロジェクト・ストレージがすぐに使い尽くされる可能性があるため、デフォルトを変更する際には注意してください。
- 期間別 (日数)。 ジョブ実行およびジョブ成果物を保持する日数を指定します。 保存値はデフォルトで 7 日に設定されます (ジョブ実行の最後の 7 日が保持されます)。
- 「金額別」。 終了したジョブ実行の最後の数と、保持するジョブ成果物を指定します。 保存値は、デフォルトで 200 ジョブに設定されます。
「フロー・パラメーター」ページで、フロー・パラメーターの値を設定できます (フロー・パラメーターが存在する場合)。 これらは事実上、フローに保存されて永続化されるユーザー定義変数です。 パラメーターは、スクリプト内でハードコーディングする必要がないフィールドと値に関する情報を提供することにより、スクリプトの動作を制御するためによく使用されます。 詳しくは、 フローのプロパティーの設定 を参照してください。
例えば、ここで 40 に設定することを選択した age_param というパラメーターと、 HIGHに設定した bp_param というパラメーターをフローに含めることができます。
「構成」ページで、ジョブがフロー全体を実行するか、フローの 1 つ以上のブランチを実行するかを選択できます。
「スケジュール」ページで、オプションでワンタイム・スケジュールまたは繰り返しスケジュールを追加できます。
繰り返しを選択せずに開始日と時刻を定義すると、ジョブは指定された日時に 1 回だけ実行されます。 開始日時を定義し、 繰り返しを選択した場合、ジョブは「繰り返し」セクションに示されているタイム・スタンプで初めて実行されます。
タイム・ゾーンを変更することはできません。Web ブラウザーのタイム・ゾーンでジョブ・スケジュールを設定する必要があります。 スケジュールは、ジョブが実行される計算ノードのタイム・ゾーンに変換されます。
特定の曜日を除外すると、ジョブが想定どおりに実行されない場合があります。 その理由としては、スケジュールを作成するユーザーのタイム・ゾーンと、ジョブが実行される計算ノードのタイム・ゾーンが一致していないことなどがあります。
注: Web ブラウザーのタイム・ゾーンが夏時間調整 (DST) の後にローカル・タイム・ゾーンに設定されている場合は、スケジュールされたジョブの表示が異なることがあります。 例えば、スケジュールされたジョブが、 8:00PM 協定世界時 (UTC) に対応する 3:00PM 東部標準時ゾーン (EST) に毎日表示されるとします。 ローカル・タイム・ゾーンが東部夏時間帯 (EDT) に変更されると、スケジュールされたジョブは 8:00PM (UTC) で引き続き実行され、毎日 4:00PM (EDT) として表示されるようになります。オプションで、ジョブの通知をオンにします。 受信するアラートのタイプを選択できます。
ジョブ設定を確認します。 「保存」 をクリックして、ジョブを作成します。
SPSS Modeler ジョブが、プロジェクトの 「ジョブ」 の下にリストされます。
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