ガバナンス成果物のワークフローは、タスク・ベースのプロセスを適用して、ガバナンス成果物の作成、更新、削除、およびインポートを制御します。 各ワークフローは、トリガーするイベント、制御するガバナンス成果物、それを完了するために必要なタスク、および各タスクに割り当てられるユーザーを指定します。
ワークフローは、1 つ以上のカテゴリーの 1 つ以上のガバナンス成果物タイプを制御できます。 ワークフローは、成果物がユーザーに公開されて使用できるようになる、あるいは削除される前に完了する必要がある一連のタスクを定義します。 それらのタスクには、承認、確認、および公開または削除を含めることができます。 各タスクでの作業には、1 人以上のユーザーが割り当てられます。
デフォルトのワークフロー構成では、作成者はレビュー・ステップや承認ステップを行わずに成果物を公開できます。
ワークフローの例
例えば、 「製品開発」 カテゴリーでビジネス用語を作成するためのワークフロー構成で、公開する前に承認とオプションのレビューが必要であるとします。
ワークフロー・プロセス全体を以下に示します：
- プロジェクト開発 カテゴリーにビジネス用語を作成する権限を持つ 編集者、 管理者、 所有者 の役割、またはカスタム役割を持つユーザーは、 新規ビジネス用語 ボタンをクリックして、 プロジェクト開発 カテゴリーを指定します。 これにより、ワークフローがトリガーされます。
- ユーザーがビジネス用語のドラフト作成を終了し、ユーザーが 承認のために送信をクリックします。 ワークフロー構成の承認ステップにリストされている割り当て対象者に対して、承認タスクが作成されます。 ワークフロー構成のレビューアー・ステップにリストされている割り当て対象者に対して、オプションのレビュー・タスクが作成されます。
- 割り当てられた承認者の 1 人がビジネス用語を承認します。 ワークフロー構成の公開ステップにリストされている割り当て対象者に対して、公開タスクが作成されます。
- 割り当てられた公開者の 1 人がビジネス用語を公開します。 ビジネス用語がアクティブになり、そのカテゴリーの 1 つを表示できるすべてのユーザーに表示されます。 これでワークフローは完了です。
ワークフロー・タスクの管理
割り当てられたタスクまたは完了したタスクを表示するには、ナビゲーション・メニューから タスク受信トレイ を選択します。
タスクを処理中であることを示すために、そのタスクを請求することができます。 必要に応じて、別の割り当て対象者が請求できるように、請求されたタスクを返すことができます。
ドラフト成果物を表示できないユーザーを、ガバナンス成果物に対するタスクに割り当てることもできます。 ドラフト成果物は、 所有者、 管理者、 編集者、 レビューアー の各役割を持つカテゴリー・コラボレーター、またはそのいずれかのカテゴリー内のドラフト成果物を閲覧する権限を持つカスタム役割のみが閲覧できます。
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親トピック: ガバナンス成果物