一部の資産タイプでは、プロジェクト内の各資産のアクティビティーを確認できます。 アクティビティー・グラフには、一部のツールについて資産に対して実行されたイベントの履歴が表示されます。 イベントとは、資産を変更またはコピーするアクションです。 例えば、資産の説明を編集する操作はイベントですが、資産を表示する操作はイベントではありません。
要件および制約事項
以下の状況では、資産のアクティビティーを表示できます。
ワークスペース
プロジェクト内の資産アクティビティーを表示できます。
制限事項
アクティビティーには以下の制限事項があります。
- アクティビティグラフは現在、watsonx.aiランタイムモデルとデータアセットでのみ利用可能です。
- アクティビティー・グラフは、 Microsoft Internet Explorer 11 ブラウザーには表示されません。
アクティビティー・イベント
プロジェクト内の資産のアクティビティーを表示するには、資産名をクリックして、 をクリックします。 アクティビティー・パネルには、イベントのタイムラインが表示されます。 アセットに関する要約情報には、アセットが作成された場所、それに対する最後のイベント、および最後のイベントがいつ発生したかが示されます。 各資産の最初のイベントは、その資産の作成イベントです。
アクティビティー・イベントには、すべての資産タイプに適用できるアクションが記述されることも、特定の資産タイプに固有のアクションが記述されることもあります。
各イベントについて、以下のタイプの情報を確認できます。
- 場所: イベントが発生したカタログまたはプロジェクト。
- Who: アクションが自動化されていない限り、アクションを実行したユーザーの名前。 自動化されたアクションによってイベントが生成されますが、ユーザー名は表示されません。
- What: アクションの説明です。 イベントによっては、元の値と更新された値についての詳細が表示されます。
- When: イベントの日付と時刻。
アクティビティーは資産の間の関係も追跡します。 「アクティビティー」パネルでは、元の資産に基づく新規資産の作成がリストの上部に表示されます。 資産の詳細を表示するには、 「詳細を表示」 をクリックします。
一般的なイベント
以下の一般的なイベントが表示されます。
- 名前の更新
- 説明の更新
- タグの更新
watsonx.aiランタイムモデル特有のイベント
アクティビティトラッキングはすべてのwatsonx.aiRuntime サービスプランでご利用いただけますが、ご利用のプランで利用できないアクションのイベントは表示されません。
一般的なイベントの他に、モデルに固有の以下のイベントも確認できます。
- モデルの作成
- モデルのデプロイ
- モデルの再評価
- モデルの再訓練
- アクティブ・モデルとして設定
モデル資産は、作成された方法に応じて、この情報を「作成元」フィールドに表示します。
- 関連付けられているデータ資産の名前
- 関連付けられている接続資産の名前
- モデルが作成されたプロジェクトの名前
ファイルからのデータ資産と接続済みデータ資産に固有のイベント
一般的なイベントの他に、ファイルからのデータ資産と接続済みデータ資産に固有の以下のイベントを確認できます。
- Data Refinery フローからプロジェクトへの追加
- ファイルからプロジェクトへの追加
- データ・クラスの更新
- Data Refinery フローによるスキーマの更新
- プロファイルの作成
- プロファイルを更新しました
- プロファイルが削除されました
- ダウンロード済み
データ資産は、作成された方法に応じて、このこの情報を「作成元」フィールドに表示します。
- データ資産を作成した Data Refinery フローの名前
- 関連付けられている接続名
- 作成された、または作成元のプロジェクト名
親トピック: カタログ内の資産の検索および表示