グローバル・アセット識別を使用すると、同じリソース・キーを持ち、同じ物理リソースを参照するデータ・アセットの共通プロパティが、プロジェクトやカタログが異なっても変わらないようにすることができます。 そうすれば、そのようなデータ資産を適切かつ一貫して管理することができる。
その結果、同じデータ資産のバージョンが異なるカタログやプロジェクトに存在し、さまざまなデータ・コンシューマがアクセスする場合、各ユーザはデータ資産に関する同じ情報を持つことになる。
カタログ内のデータ資産の場合、カタログ内のデータ資産で共通プロパティが更新されると、この更新は異なるカタログ内の同じリソースキーを持つすべての公開データ資産に伝搬される。
プロジェクト内のデータ・アセットの場合、カタログ内のデータ・アセットの共通プロパティが更新されると、この更新は、編集されていない同じリソース・キーを持つすべてのデータ・アセットに伝搬されます。 プロジェクト内のデータ資産のコモンプロパティが更新されたが、まだ公開されていない場合、データ資産がプロジェクトからカタログに公開されるまで、そのデータ資産のコモンプロパティは公開カタログで更新されません。
コモンプロパティは、すでに配置スペースにあるデータ資産の場合は自動的に更新されません。
制限
グローバル資産識別は、以下のタイプのデータ資産には使用できません:
- アップロードされたローカルファイルを表すデータ資産。
- SQL Queryでフィルタリングされたデータ資産。 例えば、
Query
型のデータ資産。 - リソースキーを持たないデータ資産。
自動的に更新される共通プロパティ
以下は、カタログ内の同じリソースキーを持つすべてのデータアセットと、プロジェクト内のアセットの未編集コピーに対して自動的に更新されるプロパティのリストです。
- 説明
- 資産および列レベルで直接割り当てられた用語、分類、データクラス
- タグ
- 評価とレビュー
- アセット・メンバーシップ(アセット所有者、アセット編集者、アセット閲覧者)
アセット名、アセット・プライバシー設定、アセット・リレーションシップなど、データ・アセットに指定できるその他のプロパティは参照プロパティであり、プロジェクトやカタログによって値が異なる場合があります。 これらのプロパティは、グローバル資産識別では自動的に更新されません。
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