重複する資産処理
カタログを作成するとき、およびカタログに資産を公開するときに、重複資産の処理方法を指定します。
重複とは何ですか?
以下の状況では、資産は別の資産の複製と見なされます:
- プラットフォーム内の既存の資産から資産がコピーされました。
- プラットフォームに着信する新規アセットは、既存のアセットと同じアセット・タイプおよびアセット名を持ちます。
コピーされた資産の重複検出
以下のアクションを使用して、プラットフォーム内に資産のコピーを作成します:
- カタログからプロジェクトまたはデプロイメント・スペースへの資産のコピー。
- プロジェクトまたはデプロイメント・スペースからカタログへの資産の公開。
例えば、カタログからプロジェクトに資産をコピーするとします。 次に、その資産をプロジェクトから同じカタログに公開します。 プロジェクトからの着信資産は、カタログ内の元の資産の複製と見なされます。 あるいは、プロジェクトからカタログに資産を公開します。 そして、そのアセットをカタログから同じプロジェクトにコピーし直します。 カタログからの着信資産は、プロジェクト内の元の資産の複製と見なされます。
重複の処理方法を選択する必要があります。
同じ資産を複数回コピーまたは公開すると、その資産の最新のコピーが元の資産と見なされます。 例えば、カタログからプロジェクトに資産をコピーするとします。 次に、同じ資産をカタログから同じプロジェクトに再度コピーします。 資産の最新コピーは、元の資産と見なされます。
新規アセットの重複検出
同じ資産タイプと同じ名前を持つプロジェクト、カタログ、またはデプロイメント・スペースに資産を追加すると、その新規資産は元の資産の複製と見なされます。
例えば、「Sales」という名前のノートブックがあり、また「Sales」という名前のデータ資産を追加するとします。 資産タイプが異なるため、これらの資産は重複していません。
カタログ内のデータ資産の場合、資産名とともにデータの出所も一緒に考慮されます。 例えば、以下のデータ資産は重複とは見なされません:
- CSV ファイルからの「Sales」という名前のデータ資産
- db2_100という名前の Db2 接続からの「Sales」という名前のデータ資産
- db2_5000という名前の Db2 接続からの「Sales」という名前のデータ資産
重複資産の処理方法
カタログのデフォルトとして、以下のいずれかの重複処理方式を指定できます:
- 元の資産の更新 (デフォルト)
元の資産の値を新しい資産の値に置き換えます。 新規資産に値がない場合、元の資産からの対応する値が残ります。 元の資産のプライバシー・レベル、所有権、メンバーシップ、およびアクティビティーが保持されます。 着信資産メモは、元のメモに追加されます。 - 元の資産の上書き
元の資産のすべての値を新しい資産の値で上書きします。 ただし、元の資産のプライバシー・レベル、所有権、メンバーシップ、およびアクティビティーは影響を受けません。 - 重複を許可
新規資産を元の資産の重複として追加します。 - 元の資産を保持して重複を拒否
新しい複製資産を拒否し、元の資産を保持します。
カタログの作成時に、カタログのデフォルトの重複処理方式を設定します。 カタログ内で 管理者 役割を持っている場合は、カタログの 設定 ページでいつでも変更できます。
ユーザーが API 呼び出しを使用してカタログに資産を追加すると、カタログのデフォルトの重複資産処理方式が使用されます。 ただし、以下の状況では、カタログの重複処理設定を置き換えることができます:
プロジェクトから公開するか、カタログに直接追加する
プロジェクト・コラボレーターは、プロジェクトからカタログに資産を公開するときに、重複する資産を処理する方法を選択できます。 デフォルトのカタログ設定で重複が許可される場合、プロジェクト・コラボレーターは、既存の資産を結合または上書きするか、重複を作成するか、重複する資産を拒否するかを選択できます。 固有または重複にかかわらず資産を追加するには、ユーザーがカタログ内で 管理者 ロールまたは 編集者 ロールを持っている必要があります。 資産を更新または上書きするには、ユーザーは、カタログ内で 管理者 役割を持っているか、 編集者 役割を持っていて、資産所有者または資産 editor.When メタデータ・エンリッチメントの結果が公開されると、データ・クラスおよびビジネス用語の割り当ては以下のように公開されます。-重複資産が作成された場合、資産とともにセット全体が公開されます。 -既存の資産が更新または上書きされると、その資産でまだ使用できないビジネス用語が追加されます。 ビジネス用語は削除されません。 列のデータ・クラスが変更されると、カタログ資産の割り当てが更新されます。メタデータのインポート
カタログ設定にかかわらず、初期メタデータ・インポート中に重複する資産がカタログに追加される場合があります。 メタデータ・インポートの再実行時に、以前にインポートされた資産は、データ・ソースの変更に応じて、変更されないままになるか、または更新されます。 用語や分類などの追加のメタデータは変更されません。
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親トピック: カタログの作成