すべてのプロジェクトには、ファイルや接続などのデータ資産にアクセスするために使用され、プラットフォーム API によって使用される許可トークンがあります。 このトークンは、プロジェクト・アクセス・トークンと呼ばれるか、プロジェクト・ユーザー・インターフェースで単にアクセス・トークンと呼ばれます。 このプロジェクト・アクセス・トークンは、プロジェクト機能およびプラットフォーム機能がプロジェクト・リソースにアクセスできるように、ノートブックで設定する必要があります。
「コード・スニペット」ペインで 「データの読み取り」 をクリックし、資産とロード・オプションを選択してノートブックにデータをロードすると、生成されたコードがプロジェクト機能を使用している場合は、プロジェクト・アクセス・トークンが追加されます。
ただし、プロジェクト・トークンを必要とする API 関数をノートブックで使用する場合 (例えば、HTTP、HTTPS または FTP プロトコル、あるいは ibm-watson-studio-lib
ライブラリーを使用してデータにアクセスするために Wget
を使用する場合) は、プロジェクト・アクセス・トークンを自分でノートブックに追加する必要があります。
生成されたコードを使用しない場合にプロジェクト・アクセス・トークンをノートブックに追加するには、以下のようにします。
「管理」 タブで 「アクセス制御」 を選択し、 「アクセス・トークン」の下の 「新規アクセス・トークン」 をクリックします。 プロジェクト管理者のみがプロジェクト・アクセス・トークンを作成できます。
名前を入力し、アクセス・ロールを選択します。 ノートブックで API 関数を使用できるようにするには、アクセス・トークンにエディター・アクセス・ロールが必要です。 ビューアー・アクセス・ロールを持つアクセス・トークンは、ノートブックへの読み取りアクセスのみを可能にします。
ノートブックのアクション・バーから「詳細」>「プロジェクト・トークンの挿入」をクリックして、プロジェクトのアクセス・トークンをノートブックに追加します。
挿入された非表示コード・セルを実行すると、
ibm-watson-studio-lib
ライブラリー内の関数に使用できるプロジェクト・オブジェクトが作成されます。 例えば、現在のプロジェクト実行の名前を取得するには、以下のようにします。project.get_name()
使用可能な
ibm-watson-studio-lib
機能について詳しくは、 ibm-watson-studio-lib を使用したプロジェクト資産へのアクセスを参照してください。プロジェクト管理者は、いつでもプロジェクト・アクセス・トークンを取り消すことができることに注意してください。 アクセス・トークンに有効期限は存在せず、取り消されるまで有効です。
親トピック: ノートブックでのデータのロードとアクセス