プロジェクトからデプロイメント・スペースに資産をプロモートする方法と、特定の資産タイプをプロモートするための要件について説明します。
デプロイメント・スペースへの資産のプロモート
資産をプロジェクトからデプロイメント・スペースにプロモートできます。 プロジェクトからデプロイメント・スペースにプロモートできる資産のリストについては、 デプロイメント・スペースへの資産の追加を参照してください。 資産をプロモートする場合、以下を行うことができます。
- 既存のスペースを選択するか、新規スペースを作成します。
- プロモートされた資産の識別に役立つタグを追加します。
- 従属資産を選択して、それらを同時にプロモートします。
資産をデプロイメント・スペースにプロモートするには、以下の手順を実行します。
プロジェクトから、 「資産」 タブに移動します。
オプション)アイコンを選択し、スペースにプロモートをクリックします。
注:
- watsonx.aiStudio ユーザーインターフェースを使用して、プロジェクトからスペースにアセットとその依存関係をプロモ ートすることは、プロモーションフローが完全なアセット定義になることを保証するために推奨される方法です。 たとえば、データおよび AI Common Core API を使用してアセットのプロモーション フローとその依存関係を管理すると、プロモーションされたアセットがスペースからアクセスできなくなる可能性があります。
- デフォルトの Gitベースのプロジェクトからの資産のプロモートはサポートされていません。
- 構成およびプロモートする資産のタイプによっては、大規模な資産添付 (通常は 2 GB を超える) により、プロモーション・アクションがタイムアウトになる可能性があります。
詳しくは、以下を参照してください。
接続および接続データのプロモート
個人の資格情報または Cloud Pak for Data 認証を使用する接続をデプロイメント・スペースにプロモートしても、資格情報はプロモートされません。 資格情報を再度指定するか、 Cloud Pak for Data 認証を許可する必要があります。 ストレージ・ボリューム接続は個人の資格情報のみをサポートするため、このタイプの資産をスペースにプロモートした後で使用できるようにするには、資格情報を再度指定する必要があります。
一部のタイプの接続では、個人のプラットフォーム資格情報を使用できます。 個人のプラットフォーム資格情報を使用する接続または接続されたデータをプロモートする場合は、 「プラットフォームのログイン資格情報を使用する」 チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。
スペースには任意の種類のデータ接続をプロモートできますが、接続を使用できる場所は、モデルやデプロイメント・タイプなどの要因によって制御されます。 例えば、スクリプトを使用して、接続されている任意のデータにアクセスできます。 ただし、バッチ・デプロイメントでは、 バッチ・デプロイメントの作成にリストされているように、特定のタイプのデータに制限されます。
モデルのプロモート
モデルをスペースにプロモートすると、以下のようになります。
- デプロイメントを成功させるために必要なコンポーネント (カスタム・ソフトウェア仕様やモデル定義など) も自動的にプロモートされます。
- モデルのトレーニングに使用されたデータ資産は、一緒にプロモートされません。 モデルのトレーニングに使用されるデータ資産に関する情報は、モデル・メタデータに含まれます。
親トピック: デプロイメント・スペース内のアセット