Jupyter ノートブックは、Jupyter ノートブック環境のカーネルで実行されます。あるいは、ノートブックが Spark API を使用している場合は、それらのカーネルは Spark 環境で実行されます。
環境内で開始されるノートブック Juypter カーネルの数は、環境タイプに依存します:
CPU または GPU 環境
編集モードでノートブックを開くと、1 つの対話式セッションが、選択したノートブック言語および環境ランタイム用の Jupyter カーネルに接続します。 ランタイムは、ノートブックではなくユーザーごとに開始されます。 つまり、同じ環境テンプレートを使用して 2 番目のノートブックを開くと、そのランタイムで 2 番目のカーネルが開始されます。 リソースは共有されます。 ランタイム・リソースを共有しないようにするには、各ノートブックを独自の環境テンプレートに関連付ける必要があります。
重要: ノートブック・カーネルを停止しても、カーネルが開始された環境ランタイムは停止しません。そのランタイムで他のノートブック・カーネルがまだアクティブになっている可能性があるためです。 カーネルがアクティブでないことが確認された場合のみ、環境ランタイムを停止できます。Spark 環境
Spark 環境で編集モードでノートブックを開くと、同じ Spark 環境テンプレートで別のノートブックが開かれた場合でも、専用の Spark クラスターが開始されます。 各ノートブック・カーネルには、独自の Spark ドライバーと Spark 実行プログラムのセットがあります。 共有されるリソースはありません。
必要に応じて、カーネルを再始動または再接続することができます。 カーネルを再始動すると、カーネルは停止されてから同じセッションで開始されますが、実行結果はすべて失われます。 接続が失われた後にカーネルに再接続した場合、ノートブックは同じカーネル・セッションに接続され、保存されていた以前のすべての実行結果が使用可能です。
ノートブックを終了した場合や Web ブラウザー・ウィンドウを閉じた場合でも、カーネルはアクティブのままです。 同じノートブックを再オープンすると、ノートブックは同じカーネルに接続されます。 ノートブックを終了する前、または Web ブラウザー・ウィンドウを閉じる前に保存されていた出力セル (2 分ごとに自動保存が行われます) のみが表示されます。 ノートブックを終了した後、またはウィンドウを閉じた後にバックグラウンドで実行されたセルの出力は表示されません。 すべての出力セルを表示するには、ノートブックを再実行する必要があります。
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親トピック: Jupyter Notebook エディター