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データ値

最終更新: 2025年2月12日
データ値 (SPSS Modeler)

データ型ノード設定の「値のモード」列を使用して、データから自動的に値を読み込んだり、指標や値を指定したりすることができます。

「値のモード」ドロップダウンに表示されるオプションを使用して、以下の表に示す自動入力用の指定を行うことができます。
表 1. 自動入力用の指定
オプション 関数
Read ノードの実行時にデータが読み取られます。
Extend データが読み取られ、現在のデータ (存在している場合) に追加されます。
Pass データは読み取られません。
Current 現在のデータ値を保持します。
Specify 行の末尾にある歯車アイコンをクリックして、値を指定できます。

データ型ノードを実行するか、または「値の読み込み」をクリックすると、選択内容に応じてデータ ソースからの値の自動入力および読み込みが行われます。 「指定」 オプションを使用し、行の末尾にある歯車アイコンをクリックして、これらの値を手動で指定することもできます。

データ型ノードでフィールドを変更した後、次のボタンを使用して値情報をリセットすることができます。
  • 「すべての値の消去」 ボタンを使用すると、このノードで行われたフィールド値 (継承されない値) に対する変更を消去し、上流の操作から値を再読み込みすることができます。 このオプションは、上流からの特定のフィールドに対して行った変更をリセットする場合に役立ちます。
  • 「値の消去」 ボタンを使用すると、ノードに読み込まれたすべてのフィールドの値をリセットできます。 このオプションは、事実上、すべてのフィールドの 「値モード」 列を Read に設定します。 すべてのフィールド値をリセットし、上流の操作から値と尺度を再度読み込む場合は、このオプションを使用すると便利です。

「値」列のグレー・テキスト

データ型ノードまたはインポート・ノードで、「値」列のデータが黒のテキストで表示されている場合、そのフィールドの値が読み込まれてノード内に保管されていることを示しています。 このフィールドに黒色のテキストが表示されない場合、そのフィールドの値は読み込まれず、さらに上流で決定されます。

グレーのテキストでデータが表示される場合があります。 これは、ソフトウェアが実際にデータの読み込みや格納を行うことなく、フィールドの有効値を識別または推測できる場合に発生します。 これは、ユーザー入力ノードを使用する場合に発生する可能性があります ( ノード内にデータが定義されているため、値がノードに保管されていない場合でも、フィールドの値の範囲は常に認識されます。値は、 値の読み取りをクリックするまでは、グレー・テキストで表示されます )。

重要: フロー内のデータをインスタンス化せず、データ値がグレイで表示される場合、 「検査」 列に設定したタイプ値の検査は適用されません。