データ型の値の確認

各フィールドの「確認」オプションを有効にすると、そのフィールド内のすべての値について、現在のデータ型の設定または指定した値に対応しているかどうかが確認されます。 これは、1 回の操作で、データ・セットをクリーン・アップして、データ・セットのサイズを減らすために役立ちます。

データ型ノードの「確認」列により、データ型の制限値を超える値が検出された場合に実行される処理を指定することができます。 フィールドの検査の設定を変更するには、そのフィールドの 「検査」 列にあるドロップダウン・リストを使用します。 すべてのフィールドのチェック設定を設定するには、最上位の 「フィールド」 列見出しのチェック・ボックスを選択します。 次に、「確認」列の上にある最上位ドロップダウンを使用します。

以下の確認オプションを使用することができます。

なし。 値は検査されずに通過します。 これはデフォルトの設定です。

無効化: 制限外の値をシステムのヌル値 ($null$) に変更します。

強制: 完全にインスタンス化された尺度のフィールドに対して、その値が指定した範囲を超えていないかどうかが検査されます。 指定範囲外の値は、次のルールに基づいて各尺度における有効な値に変換されます。

• フラグ型の場合、真 (true) または偽 (false) 以外の値は、偽 (false) の値に変換されます
• セット型 (名義型または順序型) の場合は、すべての未知の値は、セットの値の最初のメンバーに変換されます
• 範囲の上限より大きい数値は、上限値に置き換えられます
• 範囲の下限より小さい数値は、下限値に置き換えられます
• 範囲が設定されているにもかかわらず、ヌル値が検出された場合は、その範囲の中間の値が指定されます

破棄: 不正な値が検出された場合は、レコード全体が破棄されます。

警告: データの読み取りがすべて終わったときに、正しくない項目の数がフロー・プロパティー・ダイアログに表示されます。

中止: 最初に不正な値が検出された時点で、フローの実行が終了します。 フロー・プロパティー・ダイアログにエラーが表示されます。