データ型ノード

データ型ノードで、フィールド・プロパティーを指定することができます。

以下に示す主要なプロパティーを指定することができます。

• フィールド: watsonx.aiのデータの値とフィールド・ラベルを指定します。 例えば、このプロパティーを使用して、データ資産からインポートされたフィールド・メタデータの表示や変更を行うことができます。 同様に、フィールドの新しいラベルとそれらの値を作成できます。
• 指標: 測定の尺度で、特定フィールドのデータの特性を記述するために使用します。 フィールドの詳細がすべて分かっている場合は 完全にインスタンス化と言われます。
  注: フィールドの尺度は、ストレージ・タイプとは異なります。ストレージ・タイプは、データが文字列、整数、実数、日付、時刻、タイム・スタンプ、またはリストのいずれで保管されるかを示します。
• 役割。 フィールドがマシン学習プロセスの「入力」(予測フィールド) または「対象」(予測されるフィールド) のどちらになるかをモデル作成ノードに指示するために使用します。 「両方」 および 「なし」 も役割として利用できます。さらに、レコードを学習用、検定用、および検証用の独立したサンプルに分割するために使用されるフィールドを示す 「データ区分」 も利用できます。 値 スプリット は、フィールドの可能な値ごとにそれぞれのモデルを作成することを指定します。
• 値モード。 この列を使用して、データ・セットのデータ値を読み取るためのオプションを指定します。尺度と値を指定する場合は、「指定」オプションを使用します。
• 値: この列を使用して、データ・セットからデータ値を読み取るためのオプションを指定することも、尺度と値を個別に指定することもできます。 値を読み込まないでフィールドを渡すこともできます。 対応する「フィールド」エントリーがリストを含む場合、この列のセルは修正できません。
• 検査: この列を使用して、フィールド値が指定の値に一致しているかどうか、または指定の範囲内に収まっているかどうかを確認するためのオプションを設定することができます。 対応する「フィールド」エントリーがリストを含む場合、この列のセルは修正できません。

各行の横にある「編集」アイコン (歯車アイコン) をクリックすると、追加のオプションが表示されます。

ヒント: データ型ノードのプロパティーのアイコンは、各フィールドのデータ型 (文字列、日付、倍精度整数、ハッシュタグなど) を素早く示します。