条件抽出ノードを使用すると、BP (血圧) = "HIGH" (高) などの特定の条件に基づいて、データ・ストリームからレコードのサブセットを選択したり破棄したりすることができます。

モード: 条件を満たすレコードを、データ・ストリームに入れるか、データ・ストリームから除外するかを指定します。

• 含めます。 選択条件に一致するレコードを含める場合に選択します。
• 破棄: 選択条件を満たすレコードを除外する場合に選択します。

条件: 各レコードのテストに使用される選択条件が表示されます。CLEM 式を使用して指定します。 ウィンドウに式を入力するか、計算機 (式ビルダー) ボタンをクリックして式ビルダーを使用してください。

次のような条件に基づいてレコードを破棄する場合、

(var1='value1' and var2='value2')

デフォルトでは、条件抽出ノードがすべての選択フィールドに Null 値を持つレコードも破棄します。 こうしたレコードが破棄されないよう、次の条件を元の条件に追加します。

and not(@NULL(var1) and @NULL(var2))

条件抽出ノードは、レコードの一部を選択するためにも使用されます。 通常、この操作にはサンプリング・ノードなど、別のノードを使用します。 ただし、用意されているパラメーターよりも複雑な条件を指定する場合は、条件抽出ノードを使用して独自の条件を作成します。 例えば、次のような条件を作成できます。

BP = "HIGH" and random(10) <= 4

この条件では、高血圧を示すレコードの約 40% が選択され、詳細な分析のために下流に渡されます。