平均値ノードでは、独立したグループ間で、または関連するフィールドのペア間で著しい違いがあるかどうかを調べるために、平均を比較します。 例えば、販売促進活動の実施前後に平均収入を比較、または販売促進活動を受け容れない顧客からの売上げの比較ができます。

2 つの異なる方法で、以下のデータを基に平均値を比較できます。

• フィールド内のグループ間。 独立したグループを比較するには、テスト・フィールドとグループ化フィールドを選択します。 例えば、販売促進活動の対象から「ホールド・アウト」顧客のサンプルを除外でき、ホールド・アウトグループとその他のすべてと平均収入を比較できます。 この場合、各顧客の収入を示す単一のテスト・フィールドを、フラグまたはかれらがオファーを受けるかどうかを示す名義型フィールドで指定します。 サンプルは各レコードが 1 つのグループ他に割り当てられるとこと、また 1 つのグループの特定のメンバーをその他のグループの特定のメンバーに結びつける方法がない、という意味で独立しています。 また、2 つ以上の値で名義型フィールドも指定し、複数のグループの平均値を比較できます。 実行時には、ノードは選択したフィールドで一元 ANOVA テストを計算します。 2 つのフィールド グループしかない場合、一元 ANOVA の結果は本質的に独立したサンプル t テストと同じです。
• フィールドのペア間。 2 つの関連フィールドの平均値を比較する場合、結果を意味のあるものにするには、グループを対にする必要があります。 例えば、販売促進活動の実施前後の同じグループの顧客からの平均収入を比較するか、または夫婦ペア間サービスの利用率を比較して差が見られるかどうか確認します。 各レコードには、独立しているが関連する有意性を比較できる 2 つの方法を含みます。 実行時に、ノードは一組のサンプル t テストを指定された各フィールドペアで計算します。