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線型ノード (SPSS Modeler)
最終更新: 2024年11月22日
線型回帰は、数値型入力フィールドの値に基づいてレコードを分類する一般的な統計手法です。 線型は、予測された出力値と実際の出力値の違いを最小限にする直線または面に適合します。
要件。 線型モデルでは、数値型フィールドだけを使用できます。 ( 役割が Target に設定されている ) ターゲット・フィールドが 1 つのみであり、1 つ以上の予測フィールド (役割が Inputに設定されている) が必要です。 Both または None の役割を持つフィールドは、非数値フィールドと同様に無視されます。 (必要な場合、非数値型フィールドはフィールド作成ノードを使用して再コード化できます。)
利点 線型回帰モデルは比較的単純で、予測の生成のために解釈しやすい数式が取得できます。 線型回帰は、古くから確立されている統計手法なので、モデルのさまざまな特徴が確認されています。 また、一般に線型モデルの学習速度は非常に高速です。 線型ノードでは、自動フィールド選択を利用して、式から重要 (有意) でない入力フィールドを削除することができます。
ヒント: 対象フィールドが連続型範囲ではなくカテゴリー型の場合 ( yes/no や チャーン/チャーンしないなど)、代替としてロジスティック回帰を使用できます。 ロジスティック回帰でも、これらのフィールドを再コード化する必要性を排除して、文字列入力がサポートされます。
注: 最初にフローを作成するときに、使用するランタイムを選択します。 デフォルト設定の場合、IBM SPSS Modeler ランタイムがフローで使用されます。 SPSS アルゴリズムではなくネイティブの Spark アルゴリズムを使用する場合は、Spark ランタイムを選択します。 このノードのプロパティーは、選択したランタイム・オプションによって異なります。