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R スクリプト (SPSS Modeler)
最終更新: 2024年7月05日
SPSS Modeler は R スクリプトをサポートします。
許可される構文
- さまざまな拡張ノードのプロパティーのシンタックス・フィールド内では、R によって認識されるステートメントおよび関数のみが許容されます。
- 拡張の変換ノードおよび拡張モデル・ナゲットの場合、データは R スクリプトを使用して (バッチで) 渡されます。 このため、モデル・スコアリングおよびプロセス・ノード用の R スクリプトには、ソートや集計など、データ内の複数の行にまたがる操作や、複数の行を結合する操作を含めることはできません。 この制約により、Hadoop 環境や、データベース内マイニングの間に、確実にデータが分割された状態になるよう強制することができます。 拡張の出力ノードおよび拡張モデル構築ノードには、この制約はありません。
- 拡張の変換ノードと拡張モデル・ナゲットのいずれの場合も、非バッチ・データ転送モードの追加により、データ内の行のスパンや結合ができるようになりました。
- すべての R ノードを独立したグローバルな R 環境とみなすことができます。 したがって、2 つの別個の R ノード内で library 関数を使用する場合、両方の R スクリプトで R ライブラリをロードする必要があります。
- R スクリプト内に定義されている R オブジェクトの値を表示するには、printing 関数への呼び出しを含める必要があります。 例えば、data という名前の R オブジェクトの値を表示するには、R スクリプトに次の行を含めます。
print(data)
- R setwd 関数の呼び出しを R スクリプトに組み込むことはできません。この関数は、R スクリプト出力ファイルのファイル・パスを制御するために SPSS Modeler によって使用されるためです。
- CLEM の式およびスクリプトで使用するために定義されるフロー・パラメーターは、R スクリプトで使用しても認識されません。
- SPSS Modeler は、R のインタラクティブプロットをサポートしません。
ヒント
拡張の出力ノードから以下の R スクリプトを実行できます。
- SPSS Modelerに含まれる R の分布に関する情報を表示するには、以下のようにします。
R.version
- すべてのインストール済み R パッケージをリストする場合:
installed.packages()