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アンサンブル・ノード (SPSS Modeler)
最終更新: 2024年10月07日
アンサンブル・ノードでは、2 つまたはそれ以上のモデル・ナゲットを組み合わせて個々のモデルのいずれかから取得するよりも、より正確な予測を取得します。 複数モデルの予測を組み合わせることにより、個々のモデルの制限を回避でき、全体の精度がより高くなります。 こうして組み合わされたモデルは通常、少なくとも最良のモデルと同じくらい、あるいはしばしばそれ以上のパフォーマンスを実現します。
このノードの結合は、自動分類モデル作成ノードと自動数値自動数値モデル作成ノードで自動的に行われます。
アンサンブル・ノードを使用した後、精度分析ノードまたは評価ノードを使用して、各入力モデルと組み合わせた結果の制度を比較することができます。 これを行うには、アンサンブル・ノードの設定で、「アンサンブル モデルにより生成されたフィールドを除外」オプションが無効になっている必要があります。
出力フィールド
各アンサンブル・ノードは、結合したスコアを含むフィールドを生成します。 フィールド名は、指定された対象フィールドに基づいて設定され、フィールドの尺度 (フラグ、名義 (セット型)、連続 (範囲型)) に応じて、$XF_
、$XS_
、または $XR_
という接頭辞がフィールド名に付加されます。 例えば、対象フィールドがフラグ型で response
という名前の場合、出力フィールド名は $XF_response
となります。
信頼度または傾向フィールド: フラグ型フィールドと名義型フィールドの場合は、追加の信頼度または傾向フィールドがアンサンブル法に基づいて作成されます。これを以下の表に示します。
アンサンブル法 | フィールド名 |
---|---|
票決
確信度-重み付き票決 生-傾向-重み付き票決 調整済み-傾向-重み付き票決 最高確信度勝ち取り |
$XFC_<field> |
平均未調整傾向 | $XFRP_<field> |
平均調整済み傾向 | $XFAP_<field> |