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フィールド作成ノード
最終更新: 2024年11月21日
フィールド作成ノード (SPSS Modeler)

watsonx.ai の最も強力な機能の 1 つは、データ値を変更し、既存のデータから新規フィールドを派生させる機能です。 長期間にわたるデータ・マイニング・プロジェクトでは、Web ログ・データから顧客 ID を抽出したり、トランザクション・データや人口統計データから顧客の生涯価値を作成するような、新しいデータの作成が一般的に行われます。 これらの変換はすべて、さまざまなフィールド設定ノードを使用して行うことができます。

さまざまなノードで、新規フィールドを作成することができます。
  • フィールド作成ノードで、1 つまたは複数の既存フィールドから、データ値を変更するか、新しいフィールドを作成します。 これで、 タイプ式、フラグ、名義、ステート、カウント、および条件式の各フィールドが作成されます。
  • データ分類ノードにより、あるカテゴリー値のセットが別のセットに変換されます。 データ分類は、カテゴリーを再編成したり、分析用にデータをグループ化し直したりする場合に役立ちます。
  • データ分割ノードで、既存の 1 つまたは複数の連続型 (数値範囲) フィールドの値に基づいて、自動的に新しい名義型 (セット型) フィールドを作成します。 例えば、連続型収入フィールドを、平均からの偏差による収入グループを含む、新しいカテゴリー・フィールドに変換することができます。 新規フィールドのビンを作成した後に、分割点に基づいてフィールド作成ノードを生成できます。
  • フラグ設定ノードで、1 つ以上の名義型フィールドに定義されたカテゴリー値に基づいた、複数のフラグ型フィールドが派生します。
  • 再構成ノードで、名義型またはフラグ型フィールドを、これから別のフィールドの値で埋めることができるフィールドのグループへ変換します。 例えば、creditcash、および debit の値の payment type という名前のフィールドがある場合、3 つの新しいフィールド (creditcashdebit) が作成されます。その各々には、実際の支払の値を含めることができます。

フィールド作成ノードの使用

フィールド作成ノードを使用して、1 つまたは複数の既存フィールドから、6 種類の新規フィールドを作成することができます。

  • 式: 新規フィールドは任意の CLEM 式の結果です。
  • フラグ。 新規フィールドは、指定された条件を表すフラグです。
  • 名義: 新規フィールドは名義型であり、そのメンバーは指定した値のグループです。
  • 状態。 新規フィールドは、2 つの状態 (ステート) のどちらかです。 これら 2 つの状態は指定した条件によって切り替えられます。
  • カウント: 新規フィールドは、条件を満たした回数を基準に決まります。
  • 条件付き。 新規フィールドは、条件の値に応じて 2 つの式のうちの 1 つの値です。

これらのノードには、特別な一連のオプションが用意されています。 これらのオプションは、以降の各項目で説明しています。

以下を使用すると、行の順序が変わる場合があることに注意してください。
  • SQL プッシュバックを使用した、データベース内での実行
  • リモート Analytic Server による実行
  • 組み込み Analytic Server で実行される機能の使用
  • リストの作成
  • 空間処理関数の呼び出し
ヒント: Control Language for Expression Manipulation (CLEM) は、フローで使用するデータを分析および操作するために使用できる強力なツールです。 例えば、ノード内で CLEM を使用して値を派生できます。 詳しくは、 CLEM (レガシー) 言語リファレンスを参照してください。
生成 AI の検索と回答
これらの回答は、製品資料の内容に基づいて、 watsonx.ai のラージ言語モデルによって生成されます。 詳細