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特殊フィールド (SPSS Modeler)
最終更新: 2024年10月07日
特殊関数は、調査対象の特定のフィールドを表したり、フィールドのリストを入力として生成したりするために用いられます。
例えば、一度に複数のフィールドを作成する場合は、 @FIELD
を使用して、 選択したフィールドに対してこの作成アクションを実行することを指示する必要があります。 式 log(@FIELD)
を使用すると、選択した各フィールドに対して、新しいログ・フィールドが作成されます。
関数 | 結果 | 説明 |
---|---|---|
@FIELD |
任意 | 式のコンテキスト中に指定されているすべてのフィールドに対して処理を行います。 |
@TARGET |
任意 | CLEM 式がユーザー定義の分析関数で使用される場合、 @TARGET は、対象のフィールド、または分析される対象と予測のペアに対する「正しい値」を表します。 通常この関数は、精度分析ノードで使用されます。 |
@PREDICTED |
任意 | CLEM 式がユーザー定義の分析関数で使用される場合、 @PREDICTED は、分析される対象/予測ペアの予測値を表します。 通常この関数は、精度分析ノードで使用されます。 |
@PARTITION_FIELD |
任意 | 現在のデータ区分フィールドの名前を置き換えます。 |
@TRAINING_PARTITION |
任意 | 現在の学習用データ区分の値を返します。 例えば、条件抽出ノードを使用して学習レコードを選択するには、CLEM 式を使用します。 @PARTITION_FIELD =
@TRAINING_PARTITION これにより、データの各データ区分を表すために使用される値に関係なく、条件抽出ノードが常に機能するようになります。 |
@TESTING_PARTITION |
任意 | 現在のテスト用データ区分の値を返します。 |
@VALIDATION_PARTITION |
任意 | 現在の検証用データ区分の値‚ð返します。 |
@FIELDS_BETWEEN(start, end) |
任意 | データ中のフィールドの普通の順序(つまり、挿入)にもとづく、指定された開始フィールドと最終フィールドの間(開始、最終フィールドを含む)のフィールド名のリストを返します。 |
@FIELDS_MATCHING(pattern) |
任意 | 指定したパターンに一致するフィールド名のリストを返します。 疑問符 (? ) は 1 文字としてパターンに含めることができます。アスタリスク (* ) はゼロ個以上の文字として扱われます。 リテラルの疑問符またはアスタリスクを (ワイルドカードとして使用するのではなく) 一致させるには、エスケープ文字としてバックスラッシュ (\ ) を使用できます。注: これには引数としてストリング・リテラルが必要です。ネストされた式を使用して引数を生成することはできません。
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@MULTI_RESPONSE_SET |
任意 | 名前の付いた複数回答セットでフィールドのリストを返します。 |