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数値関数
最終更新: 2024年10月07日
数値関数 (SPSS Modeler)

CLEM には、一般的に使用される多数の数値関数が含まれています。

表 1. CLEM数値関数
関数 結果 説明
NUM 数値 NUM を否定する場合に用いられます。 対応する数値の符号を逆にした値を返します。
NUM1 + NUM2 数値 NUM1NUM2 を合計した値を返します。
NUM1NUM2 数値 NUM1 から NUM2 を減算した値を返します。
NUM1 * NUM2 数値 NUM1NUM2 で乗算した値を返します。
NUM1 / NUM2 数値 NUM1NUM2 で除算した値を返します。
INT1 div INT2 数値 整数の除算を行うために用いられます。 INT1INT2 で除算された値を返します。
INT1 rem INT2 数値 INT1INT2 で除算した剰余を返します。 例えば、INT1 – (INT1 div INT2) * INT2 などです。
BASE ** POWER 数値 POWER 乗までべき乗した BASE を返します。BASE と POWER はどちらも任意の数値です (ただし、POWER が整数の 0 以外のいずれかのデータ型のゼロの場合、BASE はゼロ以外である必要があります)。 POWER が整数の場合は、BASE のべき乗を順次掛けていくことによって計算されます。 したがって、BASE が整数の場合、結果は整数になります。 POWER が整数の 0 の場合、結果は常に BASE と同じデータ型の 1 になります。 POWER が整数ではない場合、結果は exp(POWER * log(BASE)) のように計算されます。
abs(NUM) 数値 NUM の絶対値を返します。この値は常に、同じデータ型の数値になります。
exp(NUM) Real NUM 乗までべき乗した e を返します。この e は自然対数の底です。
fracof(NUM) Real NUM–intof(NUM)として定義されている NUMの小数部分を返します。
intof(NUM) 整数 引数を切り捨てて整数にします。 NUM と同じ符号で、abs(INT) <= abs(NUM) となる最大の絶対値を持つ整数を返します。
log(NUM) Real NUM の自然対数 (底 e) を返します。NUM は、ゼロ以外でなければなりません。
log10(NUM) Real NUM の常用対数を返します。 この関数は、log(NUM) / log(10) として定義されます。
negate(NUM) 数値 NUM を否定する場合に用いられます。 対応する数値の符号を逆にした値を返します。
round(NUM) 整数 NUM が正の数の場合は intof(NUM+0.5)、NUM が負の数の場合は intof(NUM–0.5) を使用して、NUM を整数に丸めるために使用されます。
sign(NUM) 数値 NUM の符号を判断するために用いられます。 NUM が整数の場合、この演算は –1, 0, または 1 を返します。 NUM が実数の場合、NUM が負、0、または正の値かによって、–1.0、0.0、または 1.0 を返します。
sqrt(NUM) Real NUM の平方根を返します。 NUM は正でなければなりません。
sum_n(LIST) 数値 数値フィールドの LIST から合計値を返します。フィールドのすべての値が NULL の場合は、NULL を返します。
mean_n(LIST) 数値 数値フィールドの LIST から平均値を返します。フィールドのすべての値が NULL の場合は、NULL を返します。
sdev_n(LIST) 数値 数値フィールドの LIST から標準偏差を返します。フィールドのすべての値が NULL の場合は、NULL を返します。
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