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比較関数 (SPSS Modeler)
最終更新: 2024年10月07日
比較関数は、フィールドの値を互いに比較したり、指定した文字列と比較する場合に用いられます。
例えば、文字列が等しいかどうかは、=
を使用して確認することができます。 次のように、文字列が等しいかどうかを調べます。Class = "class 1"
。
数値の比較を目的とする場合、greater (より大きい) は正の無限大に近いことを意味し、lesser (より小さい) は負の無限大に近いことを意味します。 つまり、すべての負の数値は、すべての正の数値より小さいことになります。
関数 | 結果 | 説明 |
---|---|---|
count_equal(ITEM1, LIST) |
整数 | フィールドの LIST から ITEM1と等しい数値を返します。ITEM1 が NULL の場合は、NULL を返します。 |
count_greater_than(ITEM1, LIST) |
整数 | フィールドの LIST から ITEM1より大きい数値を返します。ITEM1 が NULL の場合は、NULL を返します。 |
count_less_than(ITEM1, LIST) |
整数 | フィールドの LIST から ITEM1より小さい数値を返します。ITEM1 が NULL の場合は、NULL を返します。 |
count_not_equal(ITEM1, LIST) |
整数 | フィールドのリストからITEM1と等しくない値の数を返します。ITEM1 が null の場合は null を返します。 |
count_nulls(LIST) |
整数 | フィールドの LIST から NULL 値の数を返します。 |
count_non_nulls(LIST) |
整数 | フィールドの LIST から NULL 値以外の数を返します。 |
date_before(DATE1, DATE2) |
ブール値 | 日付値の順序の確認に用いられます。 DATE1 が DATE2 より前の場合に真 (true) を返します。 |
first_index(ITEM, LIST) |
整数 | フィールドの LIST から ITEM を含む最初のフィールドのインデックスを返します。値が見つからない場合は 0 を返します。 サポート対象は、文字列、整数、実数型のみです。 |
first_non_null(LIST) |
任意 | 提供されるフィールド・リストの最初の非ヌル値を返します。 ストレージ・タイプはすべてサポート対象です。 |
first_non_null_index(LIST) |
整数 | 非ヌル値を含む特定の LIST の最初のフィールドの索引、またはすべての値がヌル 0 を返します。 ストレージ・タイプはすべてサポート対象です。 |
ITEM1 = ITEM2 |
ブール値 | ITEM1 が ITEM2 と等しい場合に真 (true) を返します。 |
ITEM1 /= ITEM2 |
ブール値 | 2 つの文字列が同一でない場合は真を返し、同一の場合は 0 を返します。 |
ITEM1 < ITEM2 |
ブール値 | ITEM1 が ITEM2 より小さい場合に真 (true) を返します。 |
ITEM1 <= ITEM2 |
ブール値 | ITEM1 が ITEM2 以下の場合に真 (true) を返します。 |
ITEM1 > ITEM2 |
ブール値 | ITEM1 が ITEM2 より大きい場合に真 (true) を返します。 |
ITEM1 >= ITEM2 |
ブール値 | ITEM1 が ITEM2 以上の場合に真 (true) を返します。 |
last_index(ITEM, LIST) |
整数 | フィールドの LIST から ITEM を含む最後のフィールドのインデックスを返します。値が見つからない場合は 0 を返します。 サポート対象は、文字列、整数、実数型のみです。 |
last_non_null(LIST) |
任意 | 提供されるフィールド・リストの最後の非ヌル値を返します。 ストレージ・タイプはすべてサポート対象です。 |
last_non_null_index(LIST) |
整数 | 非ヌル値を含む特定の LIST の最後のフィールドの索引、またはすべての値がヌル 0 を返します。 ストレージ・タイプはすべてサポート対象です。 |
max(ITEM1, ITEM2) |
任意 | ITEM1 または ITEM2 の 2 つの項目のうち大きい方を返します。 |
max_index(LIST) |
整数 | 数値フィールドの LIST から最大値を含むフィールドの索引、またはすべての値がヌルなら 0 を返します。 例えば、3番目にリストされたフィールドに最大値がある場合は、インデックス値 3 を返します。 複数のフィールドに最大値がある場合は、最初にリストされたもの(左端)を返します。 |
max_n(LIST) |
数値 | 数値フィールドの LIST から最大値を返します。フィールドのすべての値が NULL の場合は、NULL を返します。 |
member(ITEM, LIST) |
ブール値 | ITEM が、指定された LIST のメンバーの場合に真 (true) を返します。 それ以外の場合は、偽 (false) の値が返されます。 また、フィールド名のリストを定義することもできます。 |
min(ITEM1, ITEM2) |
任意 | ITEM1 または ITEM2という 2 つの項目のうち、小さい方を返します。 |
min_index(LIST) |
整数 | 数値フィールドの LIST から最小値を含むフィールドの索引、またはすべての値がヌルなら 0 を返します。 例えば、3番目にリストされたフィールドに最小値がある場合は、インデックス値 3 を返します。 複数のフィールドに最小値がある場合は、最初にリストされたもの(左端)を返します。 |
min_n(LIST) |
数値 | 数値フィールドの LIST から最小値を返します。フィールドのすべての値が NULL の場合は、NULL を返します。 |
time_before(TIME1, TIME2) |
ブール値 | 時間値の順序の確認に用いられます。 TIME1 が TIME2 より前の場合に真 (true) が返されます。 |
value_at(INT, LIST) |
オフセットが有効値の範囲外の場合(つまり 1 以上またはリストされたフィールドの数値以下)、オフセット NT または NULL でそれぞれリストされたフィールドの値を返します。 ストレージ・タイプはすべてサポート対象です。 |