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レコード追加ノード
最終更新: 2025年2月12日
レコード追加ノード (SPSS Modeler)

レコード追加ノードを使用すると、一連のレコードを連結することができます。 異なるソースからのレコードを結合するレコード結合ノードとは異なり、レコード追加ノードでは、1 つのソースからレコードがなくなるまですべてのレコードが読み込まれて下流に渡されます。 次に、最初の入力または主入力と同じデータ構造 (レコード数やフィールド数など) を使用して、次のソースからレコードが読み込まれます。 主ソースのフィールド数が他の入力ソースのフィールド数より多い場合は、不完全な値に対してはシステム ヌル文字列 ($null$) が使用されます。

レコード追加ノードは、構造が似ていてもデータが異なるデータ・セットを組み合わせる場合に役立ちます。 例えば、3 月の売り上げデータ・ファイルと 4 月の売り上げデータ・ファイルのように、期間の異なるファイルにトランザクション・データが保存されている場合を想定します。 これらのファイルの構造は同じである (同じフィールドが同じ順序で並んでいる) と仮定すれば、レコード追加ノードを使用して両方のファイルを 1 つの大きなファイルに結合することができます。このファイルを、後ほど分析に利用します。

注: ファイルを追加するには、フィールドの尺度が類似している必要があります。 例えば、 Nominal フィールドに、測定の尺度が Continuousのフィールドを追加することはできません。