オブジェクト・ストレージ内の仮想表を削除すると資格情報エラー・メッセージが表示される

最終更新: 2025年3月17日
オブジェクト・ストレージ内の仮想表を削除すると資格情報エラー・メッセージが表示される

Data Virtualizationで、データ・ソースへの接続が削除された後にオブジェクト・ストレージ内の仮想化テーブルを削除しようとすると、エラーが発生しました。

症状

例えば、Web クライアントに、以下のようなエラー・メッセージが表示される場合があります。

The <table name> cannot be removed.

ログ・ファイルには、以下のメッセージのような詳細なエラーが記録されています。

The statement failed because a Big SQL component encountered an error. Component receiving the error: "DDL". Component returning the error: "HIVE". Log entry identifier: "[BSL-0-1be1bf7a]". Reason: "Unable to load credentials from envir".. SQLCODE=-5105, SQLSTATE=58040, DRIVER=4.29.24

問題の解決

このエラー・メッセージは、Data Virtualizationがオブジェクト・ストレージ内の仮想化テーブルに対して'DROP TABLEステートメントを実行する場合、基盤となる'Hiveシステムが資格情報にアクセスできなければならないことを示しています。 ただし、データ・ソースへの接続が削除された場合、資格情報は使用できず、 DROP は失敗します。

オブジェクト・ストレージ内のデータ・ソースへの関連付けられた接続を削除する前に、オブジェクト・ストレージ内の仮想表を削除する必要があります。 接続が削除された場合は、接続を再度有効にし、関連付けられているすべてのテーブルを削除してから、接続を削除してください。