Data Virtualizationでスキーマや仮想オブジェクトを削除できない

最終更新: 2025年3月17日
Data Virtualizationでスキーマや仮想オブジェクトを削除できない

Data Virtualization でスキーマまたは仮想オブジェクトを削除しようとすると、依存オブジェクトに関するエラーまたはメッセージが表示されます。

症状

Data Virtualizationでスキーマや仮想オブジェクトを削除しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
SQL0672N  Operation DROP not allowed on table "CACHESYS.DVxxxxxxxxxxxxxx"

または、Data Virtualizationで仮想オブジェクトを削除しようとすると、依存オブジェクトを削除するメッセージが表示される場合があります。 このメッセージは、削除しようとしている仮想オブジェクトのマテリアライズ照会表 (MQT) またはキャッシュが存在することを示します。 仮想オブジェクトを削除する前に、キャッシュ・ダッシュボード内のアクティブな MQT をすべて削除する必要があります。 例えば、以下のようなメッセージが表示される場合があります。
Remove virtual object

DV20220423223832708933 and DV20220426021358834162_B depend on this virtual object. You must remove all dependent objects to delete this object.

原因

データ・キャッシュが、削除するスキーマまたは仮想オブジェクトに関連付けられています。

問題の解決

この問題を解決するには、スキーマまたは仮想オブジェクトを削除する前に、エラー・メッセージで示されているキャッシュを削除する必要があります。 キャッシュを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. ナビゲーション・メニューで、 「データ」 > Data virtualizationをクリックします。
  2. サービス・メニューで、 「仮想化」 > 「キャッシュ管理」をクリックします。
  3. キャッシュのアクション・メニューで、「削除」をクリックします。
注: キャッシュ管理ページは、Data Virtualization管理者のみが利用できます。 この役割を持っていない場合は、Data Virtualization管理者に連絡してください。 エラー・メッセージ情報と、削除しようとしている表の名前を送信します。