資料の 英語版 に戻るData Virtualizationでリモート・データ・ソースの結合ビューをプッシュダウンできない
Data Virtualizationでリモート・データ・ソースの結合ビューをプッシュダウンできない
最終更新: 2024年11月26日
VARCHAR データ・タイプの 2 つの列を持つ、同じデータ・ソースからの 2 つの表の結合ビューを作成します。 しかし、リモート・データ・ソースに結合ビューがプッシュダウンされません。
症状
リモート・データ・ソースに、VARCHAR データ・タイプの 2 つの列を持つ 2 つの表があります。 これらの表の結合ビューを作成する照会を実行します。 しかし、VARCHAR データ・タイプの 2 つの列が原因で、リモート・データ・ソースに結合ビューが作成されないか、プッシュダウンされません。
問題の解決
この問題を解決するには、次のステップを実行します。
dvsys.rdb_connections
表からcid
を取得します。select cid, url from dvsys.rdb_connections;
- 以下のコマンドを実行して、 VARCHAR2_COMPAT オプションを指定します。
<cid>
は、ステップ 1で取得した値に置き換えてください。alter server qplex options(set <cid>@varchar2_compat 'Y')
- 以下を受け取ったとします。SQL1828Nステップ 2を実行したときにエラー・メッセージが表示された場合は、以下のコマンドを実行します。
<cid>
は、ステップ 1で取得した値に置き換えてください。alter server qplex options(add <cid>@varchar2_compat 'Y')
VARCHAR2_COMPAT オプションを使用すると、VARCHAR2_COMPAT サーバー属性を外部に設定することができますが、このオプションを使用することで、表を結合しようとしたときに発生する可能性のあるプッシュダウン問題をすべて解決することはできません。 VARCHAR2_COMPAT オプションは、場合によってのみ役立つことがあります。
- 結合述部が主にストリング比較を使用する場合は、VARCHAR2_COMPAT オプションを Y に設定して、リモート・データ・ソースの結合ビューをプッシュダウンする必要があります。
- NULL 値と空ストリングを比較するには、VARCHAR2_COMPAT オプションを Nに設定する必要があります。
- リモート・データ・ソースが Big SQL、Oracle、または Db2®で、これが ORA モードに設定されている場合、末尾ブランクに対して VARCHAR2_COMPAT オプションを Y に設定できます。