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Data Virtualizationでデータソースに接続できない
最終更新: 2024年11月26日
Data Virtualizationへのデータソース接続を構成しましたが、接続に失敗しました。
症状
データ・ソースに接続しようとすると、異なるエラー・メッセージが表示されることがあります。- タイムアウト・エラー
- データData Virtualization化へのデータソース接続を設定します。 その結果、以下の例のようなタイムアウト・エラーが発生します。
[node_name], failed with The exception 'java.lang.Exception: Reached timeout 20000ms when doing early creation of connection for detail: com.ibm.jdbc.postgresql.PostgreSQLDriver'[host_name]6;databaseName=[database_name];EncryptionMethod=SSL;ValidateServerCertificate=false [ibm_cloud_user_ID]<pwd>' was thrown while evaluating an expression.;
- 証明書形式エラー
- Data Virtualization に組み込みのデータソースを追加し、非 PEM 形式の SSL 証明書をアップロードします。 その結果、以下のエラーが発生します。
Internal Server Error [node_name], failed with The exception 'java.lang.Exception: Input certificate did not contain any valid certificates, ensure certificate is provide using PEM format.' was thrown while evaluating an expression.;
原因
この問題には、問題のタイプに応じて、さまざまな原因が考えられます。- タイムアウト・パラメーター値が小さすぎます。
- 組み込みデータソースについては、Data VirtualizationはPEM形式のSSL証明書のみをサポートします。
問題の解決
この問題を解決するには、以下のいずれかのオプションを選択します。- タイムアウトの問題を解決
- データ・ソースへの接続を再試行します。 それでも接続に失敗する場合は、タイムアウトを増やすことができます。例えば、タイムアウトを 40 秒に増やすには、以下のコマンドを発行します。
call DVSYS.SETCONFIGPROPERTY('GAIAN_CONNECTIONS_CHECKER_HEARTBEAT_MS','40000','',?,?);
このコマンドはData Virtualizationの一部である SQL エディタ、または Admin ユーザー ロールを使用してData Virtualizationに接続できる外部 SQL クライアントから発行できます。
複数のワーカー・ノードで照会の並列処理を有効にすると、ワークロードによっては、データ・ソースで並列で実行される照会の数が増える可能性があります。 その場合、以下のコマンドを実行して、接続プールのサイズを大きくすることができます。call DVSYS.SETCONFIGPROPERTY('MAX_POOLSIZES','15','',?,?);
- 証明書形式の問題の解決
- 証明書がアップロード用の PEM 形式であることを確認します。 証明書を PEM 形式に変換するには、以下のコマンドを使用します。
openssl x509 -in mycert.crt -out mycert.pem -outform PEM