VIRTUALIZENATIVEQUERYストアドプロシージャ

最終更新: 2025年3月17日
VIRTUALIZENATIVEQUERYストアドプロシージャを Data Virtualization

Db2 のニックネームに対するリモートクエリを、適切なリモートネイティブクエリの定義とともに仮想化します。 ネイティブクエリは、リモートデータソースと下位ドライバがサポートする任意の方言を使用できます。

入力パラメーター

ソース
この必須パラメーターのタイプは VARCHAR (2000) です。 Db2 のニックネームでアクセスできるソースを指定します。
ネイティブ・クエリー
この必須パラメーターのタイプは VARCHAR (32672) です。 この仮想化に対してリモートデータソースに対して実行されるネイティブクエリ文を指定します。
VIRTSCHEMA
この必須パラメーターのタイプは VARCHAR (128) です。 仮想テーブルのローカルスキーマを指定します。
VIRTNAME
この必須パラメーターのタイプは VARCHAR (128) です。 仮想化テーブルのローカル名を指定します。
交換
この必須パラメータのデータ型はCHAR(1)です。 有効な値は以下のとおりです。
  • Y: ニックネームが存在する場合、それを置き換えます。
  • N: ニックネームが存在する場合は、置き換えません。
  • それ以外はエラーを返す。
注: すべてのパラメータはVARCHARまたはCHARであるため、すべてのパラメータ値はシングルクォート(二重引用符ではない)で囲まれています。 単一引用符文字は、すべての文字列(VARCHARおよびCHAR)の予約区切り文字であるため。 パラメータ値の一部として引用符を1つ含める必要がある場合、引用符をエスケープするには、引用符をもう1つ使用する必要があります。

例えば、文字Aは「' ' A ' 」と表記されます。

出力パラメーター

DIAGS
このパラメーターのタイプは VARCHAR (32672) です。 診断メッセージを表します。

構文

以下の構文を使用し、以下のパラメータをこのストアドプロシージャに置き換えてください
CALL DVSYS.VIRTUALIZENATIVEQUERY('<SOURCE>', '<NATIVEQUERY>', '<VIRTSCHEMA>', '<VIRTNAME>', '', '', '<REPLACE>', ?);

Db2 のリモートデータソースのネイティブ Db2 クエリを Data Virtualization で仮想化します。 次の例では、リモート Db2 データソース( DB210000 )のネイティブ Db2 クエリ SELECT * FROM SCHEMA.TABLE WHERE COLUMN_A='A' から返されるデータを使用して、仮想スキーマ WQ_VIRTUAL_SCHEMA_A の下に仮想テーブル WQ_VIRTUAL_TABLE_TEST を作成します。
CALL DVSYS.VIRTUALIZENATIVEQUERY('DB210000', 'SELECT * FROM SCHEMA.TABLE WHERE COLUMN_A=' 'A' ' ','WQ_VIRTUAL_SCHEMA_A','WQ_VIRTUAL_TABLE_TEST','','','Y',? );