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DataStageでSQLプッシュダウンを使ってオプションをコンパイルする

最終更新: 2025年3月12日
DataStage での SQL プッシュダウンによるコンパイル・オプション

ETL や ELT などの実行モードを選択して、実行時のデータの処理方法を指定できます。

DataStage® が使用する主なプロセスは、抽出、変換、およびロード (ETL) です。このプロセスでは、データがメモリーに読み込まれ、処理された後、ターゲットに書き込まれます。 DataStage では、すべてのジョブはデフォルトで ETL モードで実行されます。 ジョブ設定の 「コンパイル」 タブで別のオプションを選択することにより、SQL プッシュダウンを使用して最適化モードでジョブを実行することを選択できます。SQL プッシュダウンは、データ処理作業をソース・データベースまたはターゲット・データベースに移動します。

変換ロジックがターゲット・データベースにプッシュダウンされると、プロセスは抽出、ロード、および変換 (ELT) に従います。 変換ロジックがソース・データベースにプッシュダウンされると、プロセスは Transform、Extract、および Load (TEL) に従います。 多くの場合、一部の変換作業は抽出ステップとロード・ステップの間で実行する必要がありますが、ソース・データベースまたはターゲット・データベースでは可能な限り多くの作業が実行されます。 多くの場合、特定のデータ・ソースまたはターゲットに既に存在する大規模なデータ・セットを変換する必要がある場合に、最適化が役立ちます。 ジョブの実行には、以下のオプションを使用できます。
抽出、変換、ロード (ETL)
このデフォルト・モードでは、ソースからデータが抽出され、選択された環境のデータが変換され、処理されたデータがターゲットにロードされます。
ソースへのプッシュダウン
このモードでは、変換作業がソース・データベースにプッシュダウンされ、抽出前に可能な限り多くの作業が実行されます。 DataStage フローを部分的にしか SQL に変換できない場合、残りの作業は選択した環境で実行されます。
ターゲットへのプッシュダウン
このモードでは、変換処理がターゲット・データベースにプッシュダウンされ、ロード後に可能な限り多くの処理が実行されます。 残りの作業は、選択した環境で実行されます。 分析により、 DataStage フローを SQL に変換できると判断されると、ELT モードが使用され、 DataStage はフローを SQL にコンパイルします。 分析により、 DataStage フローを部分的にしか SQL に変換できないと判断された場合は、ETL モードと ELT モードの両方が必要に応じて使用されます。 詳しくは、 DataStageを参照してください。