出力ステップ (DataStage®)
出力ステップは、階層データ構造がリレーショナル・データ構造にどのようにマップされるかを記述します。
出力ステップには、出力とマッピングの 2 つのウィンドウがあります。
「出力」 ウィンドウには、「リンク」ビューと「ツリー」ビューの 2 つのビューを表示できます。
「リンク」ビューには、ステージの「列」タブに表示されるのと同じ列定義テーブルが表示されます。 「リンク」ビューから、列定義を編集してから、ステップ出力に結果を表示することができます。 アセンブリーを保存すると、編集された列定義がジョブ・プロパティーに保存されます。
「ツリー」ビューは、リレーショナル・リンク構造を階層構造に変換した後に表示します。 ルート・エレメントは先頭で、出力データ全体が含まれています。 各出力リンクは、OutputLinks ノードの子リスト項目に変換されます。 各列がコンテンツ項目に変換され、プリミティブ型が割り当てられます。 例えば、SQL Varchar 型が割り当てられている列は、ストリング・データ・タイプを持つコンテンツ項目に変換されます。
「マッピング」ウィンドウで、階層データ構造をリレーショナル・データ構造にマップします。
ソース項目は、ターゲット構造内にあるすべての項目にマップし、出力に組み込む必要があります。 ターゲット構造の最上部から開始し、項目をトップダウンでマップします。 ターゲット・リスト・ノードからソース・リスト・ノードへのマッピングを開始します。 ターゲット・リスト・ノードをマップするとすぐに、そのリストのターゲット・コンテンツ・ノードがマッピングに使用可能になります。 マップされた各リスト・ノードのターゲット・コンテンツ・ノードを、ソース・コンテンツ・ノードにマップします。
「マッピング」ウィンドウでは、列を選択してキーボードから「削除」を入力することによって、「マッピング」テーブルから複数の列を削除することができます。
マッピングについて詳しくは、「データのマッピング」を参照してください。
すべてのアセンブリーが「出力」ステップを使用しているわけではありません。 例えば、Hierarchical Data ステージがジョブ内のターゲット・ステージとして使用され、出力リンクがない場合、出力ステップは空になります。 出力ステップが空の場合でも、そのステップはアセンブリーの永続的な部分です。削除することはできません。