階層的データ変換 (DataStage)
階層データ・ステージを使用して、強力な階層変換を作成し、JSON および XML データを解析および構成し、ハイパフォーマンスおよびスケーラビリティーを備えた REST Web サービスを呼び出します。
多くの業界では、組織間の情報交換に使用するためのメカニズムとして Extensible Markup Language (XML) を標準化しています。 これらの標準を幅広く受け入れて使用することにより、企業は、組織内の異なる IT 部門間での情報交換の要件を満たすために、XML の検討をますます強化しています。 XML が採用されているビジネス・プロジェクトでは、IT に固有の要件が生成されています。 場合によっては、XML 文書に示されているデータ・ボリュームが最小限になることがあります。 例えば、データは単一トランザクションを表す場合がありますが、階層の複雑さの層が多数ある場合があります。 その他のプロジェクトでは、比較的単純な XML スキーマを持つマルチギガバイト・ファイルを、業界標準に規定する新しいフォーマットに変換する必要があります。 データ・ボリュームと複雑な階層の要件が満たされると、従来の IT ツールに対する独自の課題を提示することがよくあります。
Hierarchical Data ステージには、最も困難な XML ソースによって提示される設計および処理の要件を簡単に管理する機能が含まれています。 IT 開発者は、スキーマ・ライブラリー・マネージャーを使用して、XML メタデータをネイティブ・フォームに登録することができます。 このメタデータは、設計アクティビティーをガイドする基準を形成します。 Hierarchical Data ステージでは、アセンブリー・エディターと呼ばれる統合ユーザー・インターフェース・コンポーネントを使用して、階層からリレーショナルまたは他の階層形式への XML データの変換、またはリレーショナルから階層形式への変換が容易になります。 ロジックが構成された後、ジョブ・ランタイムは、階層データ・フォーマット(XML など) に特化して構築されたさまざまな形式の並列処理を提供する固有のコンポーネントを使用します。 これらのメカニズムを使用すると、 DataStage® は、大容量に対応し、システム・リソースを効率的に管理するために拡張できます。