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階層データステージ(DataStage)のランタイムプロパティを設定する
階層データステージのランタイムプロパティを設定する (DataStage®)
最終更新: 2025年3月12日
Hierarchical Data ステージをジョブで実行する方法を変更するには、これらのプロパティーを構成します。
- ヒープ・サイズ (MB)
- Java™ 仮想マシンの最大ヒープ・サイズを MB 単位で入力します。 このプロパティーは -Xmx コマンド・ライン・オプションに対応します。 256 MB 以上を指定してください。 アセンブリーに大規模なスキーマおよび大規模な文書が含まれている場合は、より大きなヒープ・サイズを指定することを検討してください。
- スタック・サイズ (KB)
- Java 仮想マシンのスタックのサイズを KB 単位で入力します。 このプロパティーは、-Xss コマンド・ライン・オプションに対応します。
- その他のオプション
- Java 仮想マシンに対する追加のコマンド・ライン引数を入力します。 例えば、システム・プロパティーを設定するには、DSystemProperty=Valueと入力します。
- スクラッチ・ディスクの使用
- 「はい」 (デフォルト) は、実行時に、処理がメイン・メモリーに収まらない場合に、データがディスクに書き込まれることを指定します。 「いいえ」に設定すると、処理がメイン・メモリーに収まらない場合、実行時にジョブが失敗する可能性があります。 スクラッチ・ディスクを使用しない場合は、パフォーマンスが速くなります。ただし、ジョブに十分なメモリーがないことがリスクになります。
- 出力行の制限
- 出力行の制限に「はい」と入力し、最大出力行数の値を入力します。 出力行の制限は、ジョブをデバッグしているときに、ジョブ全体の結果を待ちたくない場合に役立ちます。
- 最大出力行数
- 出力行の制限に「はい」と入力し、最大出力行数の値を入力します。 出力行はすべての出力リンクにわたって累積的に計算されます。 Hierarchical Data ステージは、出力行の最大数を生成した後に処理を停止します。
- ロギングを有効にする
- ロギングを有効にしてログ・レベルを「警告」に設定するには、「はい」と入力します。 デフォルトでは、ロギングは有効になっていません。 ロギングを有効にするとパフォーマンスに影響が出ます。
- ログ・レベル
- このプロパティーは、次のいずれかの値に設定できます。 これらの値は、ログに記録されるメッセージの量 (最小から最大) によってリストされます。 各レベルには、前のレベルでログに記録されたすべてのメッセージが含まれます。 高水準のロギングを選択すると、パフォーマンスに影響が及びます。
- FATAL
- プロセスが失敗する原因はログに記録されます。
- エラー
- プロセスの失敗の原因とはならないエラーがログに記録されます。
- 警告
- エラーまたはその他の問題の原因となる可能性のある状態に関するメッセージがログに記録されます。
- INFO
- 一般情報メッセージがログに記録されます。
- DEBUG
- トラブルシューティングに役立つと思われる特定の通知メッセージがログに記録されます。
- トレース
- トラブルシューティングに役立つ可能性のある非常に特殊な通知メッセージがログに記録されます。
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