アセンブリ (DataStage®)

Hierarchical Data ステージを構成するには、アセンブリーを作成します。

アセンブリーとは、階層データへの拡充および変換を実行する一連のステップです。 デフォルトでは、新規アセンブリーには常に入力ステップと出力ステップが含まれます。 入力ステップと出力ステップの間に、前のステップからのデータの構文解析、構成、または変換を実行する追加のステップを挿入します。

入力ステップでは、リンクと列を階層構造に変換します。 階層データ構造では、入力リンクがリスト項目に変換され、リンク上の各列がそのリストの子コンテンツ項目に変換されます。 ステップ出力スキーマは、この階層データ構造を表すスキーマ・ツリーを表示します。 このデータ構造は、アセンブリーの次のステップに渡されます。このステップがステップ入力になります。 各ステップでは、ステップ入力はステップのアクションによって変更されます。 例えば、集約ステップを使用して計算を実行する場合、計算の結果はステップ出力にブランチとして追加されます。 ステップ出力への追加は、スキーマ・ツリー内で強調表示されます。

出力ステップは、前のステップ変換の結果をすべて受け取ります。 出力ステップでは、階層データ構造体をリレーショナル・データ構造に戻します。 つまり、スキーマ項目を出力リンクにマップし、それらのリンク上の列にマップします。