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DataStageのテールステージ

最終更新: 2025年3月12日
DataStage での Tail ステージ

Tail ステージは、入力データ・セットの各パーティションから最後の N レコードを選択し、選択されたレコードを出力データ・セットにコピーします。

Tail ステージは、データのサンプルを支援する開発およびデバッグ・ステージです。 Tail ステージには、単一の入力リンクと単一の出力リンクを設定できます。 これは、データのサンプリングを支援するために IBM® DataStage® が提供するいくつかのステージの 1 つです。以下も参照してください。

Tail ステージは、入力データ・セットの各パーティションから最後の N レコードを選択し、選択されたレコードを出力データ・セットにコピーします。 次の項目を指定するプロパティーを設定することで、コピーされるレコードを決定できます。

  • コピーされるレコードの数
  • レコードのコピー元となるパーティション

このステージは、大きなデータ・セットを扱うアプリケーションのテストやデバッグを行う際に役立ちます。 例えば、「パーティション」プロパティーを 使用すると、1 つのパーティション内のデータを確認して、データが意図したとおりにパーティション化 されているかどうかを判断できます。 また、「スキップ」プロパティーを使用すると、データ・セットの特定の部分にアクセスできます。

Tail ステージをダブルクリックすると、プロパティー・パネルが開きます。 プロパティー・パネルには、次の 3 つのタブがあります。

  • ステージ。 常に表示され、ステージの全般的な情報を指定するために使用します。
  • 入力。 レコードの選択元となる単一の入力セットの詳細を指定します。
  • 出力。 ステージから出力される処理済みデータの詳細を指定します。

「入力」タブ

「列」 セクションは、受信データの列定義を指定します。 「拡張」セクションでは、入力リンクのデフォルトのバッファリング設定を変更することができます。

「出力」タブ

Tail ステージに設定できる出力リンクは 1 つだけです。

「列」 タブでは、データの列定義を指定します。 「マッピング」タブでは、Tail ステージと出力列に入力される列の間の関係を指定できます。 「拡張」タブでは、出力リンクのデフォルトのバッファリング設定を変更することができます。

「列」セクションは、受信データの列定義を指定します。 「列」セクションの下部にある「編集」をクリックして、マッピング情報を 「列入力列からのマップ」セクションに指定します。 マッピングは、Tail ステージと出力列に入力される列の間の関係を指定します。 「拡張」セクションでは、出力リンクのデフォルトのバッファリング設定を変更することができます。