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外部フィルターのステージ:ステージタブ (DataStage)

最終更新: 2025年3月12日
External Filter ステージ:「ステージ」タブ (DataStage)

External Filter ステージの「ステージ」タブでは、External Filter ステージの側面を制御することができます。

「ステージ」タブの「プロパティー」セクションを使用して、ステージの実行内容を指定できます。 「拡張」セクションでは、ステージの実行方法を指定できます。

プロパティ-

External Filter ステージには、以下のプロパティーがあります。
表 1. プロパティ-
カテゴリー/プロパティー デフォルト 必須? 繰り返しますか? 従属先:
オプション/フィルター・コマンド ストリング N/A Y N N/A
オプション/引数 ストリング N/A N N N/A

フィルター・コマンド

実行するフィルター・コマンド・ラインと、それに必要なコマンド・ライン・オプションを指定します。 次に例を示します。


grep
External Filter ステージで grep コマンドを使用すると、列データ内に含まれている先頭スペース文字または末尾スペース文字は、ステージの出力に送信されません。 この振る舞いを回避するには、Wrapped ステージを使用します。 この例では、コンマ (,) を使用してフィールドを区切っています。
#!/bin/sh
# ------------------------------------------------------------
# mygrep.op  --  'wrapped grep' example
# ------------------------------------------------------------
#
cat <<END
{
wrapped, kind = parallel,
command = "grep 'abc'",
port = { input  = 0, fd = 0, schema = "record{delim=','}()" },
port = { output = 0, fd = 1, schema = "record{delim=','}()" },
usage = "mygrep"
}
END
# ------------------------------------------------------------
# End of wrapper
# ------------------------------------------------------------

引数

コマンド・ラインに必要な引数を指定します。 次に例を示します。


\(cancel\).*\1

grep コマンドと一緒に使用すると、ストリング「cancel」を 2 回含むすべてのレコードが抽出され、他のレコードが破棄されます。

拡張

このセクションでは、以下を指定できます。

  • 実行モード。 このステージは、パラレル・モードまたは順次モードで実行できます。 パラレル・モードでは、入力データは、構成ファイルで指定されている使用可能なノード、および「拡張」 セクションに指定されたノード制約によって処理されます。 順次モードでは、データ・セット全体がコンダクター・ノードで処理されます。
  • 組み合わせ可能モード。 これはデフォルトでは「自動」です。これにより、 IBM® DataStage® は、並列ステージの基礎となるオペレーターを結合して、このタイプのステージに適している場合に同じプロセスで実行できるようにします。
  • パーティションの保持。 このデフォルトは「セット」です。 「セット」または「クリア」を明示的に選択できます。 「セット」を選択して、次のステージがパーティションの維持を試みるように要求します。