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入力データ列 (DataStage)
入力データ列 (DataStage)
最終更新: 2025年3月12日
評価の対象として指定する単一列は、いずれのデータ・タイプでもかまいません。 列を比較する場合は、データ・タイプが同じか互換性がある列でなければなりません。 列のデータ・タイプは、このセクションで説明するルールに従って変換されます。
単一の列を評価の対象として指定でき、列のデータ・タイプは特に制限されません。 IBM® DataStage®によるストリングの処理は、標準 SQL の処理とは若干異なることに注意してください。 列を比較する場合は、データ・タイプが同じか互換性がある列でなければなりません。 そうでない場合、演算はエラーで終了します。 互換性のあるデータ型とは、 IBM DataStage がデフォルトで変換するものです。 変換方法に関係なく、行全体がそのまま出力に転送されます。 上流のステージから Filter ステージに入力される列に互換性がない場合、Filter ステージの前に Modify ステージを使用してタイプを変換できます。
列のデータ・タイプは、以下のルールに従って変換されます。
- 整数は、符号付き/符号なしにかかわらず、浮動小数点タイプと比較されるときは浮動小数点に変換されます。
- 一般的なデータ・タイプ間での比較では、サイズが小さいものが大きいものに変換されます (sfloat から dfloat、uint8 から uint16 など)。
- 符号付き整数と符号なし整数が比較される場合、符号なし整数が符号付き整数に変換されます。
- タイプ変換では decimal、raw、string、time、date、timestamp は扱えません。 これらのデータ・タイプのいずれかを別のデータ・タイプと比較すると、filter オペレーターはエラーを返して終了します。
入力フィールドには NULL が入っていることがあります。 そうすると、オペレーターの nulls last オプションを指定しない限り、NULL 値はすべての非 NULL 値よりも小さくなります。
注: 数値データ・タイプの変換では、有効範囲の欠落により誤った結果になることがあります。 IBM DataStage は、範囲が失われた場合に、その旨の警告メッセージを表示します。
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