DataStageのフィルターステージ

Filter ステージは、指定された要件を満たす入力データ・セットの未変更レコードを転送し、他のすべてのレコードをフィルタリングして除外します。

Filter ステージは処理ステージです。 1 つの入力リンク、さまざまな出力リンク、および必要に応じて 1 つのリジェクト・リンクを設定できます。 異なる要件を指定することで、行を異なる出力リンクに振り分けられます。 フィルターで除外されたレコードは、リジェクト・リンクにルーティングできます。

ステージ・エディターには以下の 3 つのタブがあります。

• ステージ。 常に表示され、ステージの全般的な情報を指定するために使用します。
• 入力。 ここで、フィルタリングするデータを含む入力リンクに関する詳細を指定します。
• 出力。 ここで、ステージからさまざまな出力リンクに出力されるフィルター済みデータに関する詳細を指定します。

DataStage® Filter ステージでの作業例については、以下のビデオをご覧ください。

このビデオは、この資料の概念とタスクを学習するための視覚的な方法を提供します。

「入力」タブ

「列」 セクションは、受信データの列定義を指定します。 「拡張」セクションでは、入力リンクのデフォルトのバッファリング設定を変更することができます。

「出力」タブ

Filter ステージには、任意の数の出力リンクと、1 つのリジェクト・リンクを設定できます。 対象とする作業を、「出力名」ドロップダウン・リストから選択します。

「列」セクションは、データの列定義を指定します。 「編集」をクリックすると、Filter ステージに入力されている列と「入力列からマップ」列の出力列の間の関係がマップされます。 「拡張」セクションでは、出力リンクのデフォルトのバッファリング設定を変更することができます。