0 / 0

DataStageにおけるNLSサポート環境変数

最終更新: 2025年3月12日
DataStage の NLS サポート環境変数

これらの環境変数は、 DataStage®による NLS の実装に関するものです。

注: NLS が有効になっている場合は、APT_COLLATION _STRENGTH 以外の環境変数の設定を変更しないでください。

DataStage の APT_COLLATION_SEQUENCE 環境変数

APT_COLLATION_SEQUENCE 環境変数を設定して、ソート、比較、およびその他の操作で使用されるグローバル照合シーケンスを指定します。 APT_COLLATION_SEQUENCE のこの値は、ステージ・レベルでオーバーライドできます。

DataStage の APT_COLLATION_STRENGTH 環境変数

APT_COLLATION_STRENGTH 環境変数を設定して、照合アルゴリズムの詳細を指定します。 APT_COLLATION_STRENGTH を使用して、アクセント、句読点、またはその他の詳細を無視できます。

APT_COLLATION_STRENGTH が、同一、1 次、2 次、3 次、または 4 次のいずれかに設定されている。 「デフォルト」に設定すると、環境変数が設定解除されます。

DataStage の APT_ENGLISH_MESSAGES 環境変数

APT_ENGLISH_MESSAGES 環境変数を 1 に設定して、発行されるすべてのメッセージが同等の英語で出力されるようにします。

DataStage の APT_EXPORT_FIELD_NAMES_USING_IMPEXP_CHARSET 環境変数

APT_EXPORT_FIELD_NAMES_USING_IMPEXP_CHARSET 環境変数を設定して、エクスポート・オペレーターがインポートおよびエクスポート文字セットを使用してスキーマ・フィールド名を出力できるようにします。これにより、定義されている可能性のあるスキーマ文字セットがバイパスされます。

DataStage の APT_IMPEXP_CHARSET 環境変数

環境変数APT_IMPEXP_CHARSETを設定して、DataStageとの間でインポート/エクスポートされるustringデータの文字エンコーディング、およびustringフィールドに適用されるレコードとフィールドのプロパティを制御します。

APT_IMPEXP_CHARSET を ICU 文字セットに設定します。


APT_IMPEXP_CHARSET icu_character_set

DataStage の APT_INPUT_CHARSET 環境変数

APT_INPUT_CHARSET 環境変数を設定して、スキーマおよび構成ファイルへのデータ入力の文字エンコードを制御します。

APT_INPUT_CHARSET を ICU 文字セットに設定します。


APT_INPUT_CHARSET icu_character_set

DataStage の APT_OS_CHARSET 環境変数

APT_OS_CHARSET 環境変数を設定して、作成されたファイルの名前やシステム呼び出しに対するパラメーターなど、オペレーティング・システム・データに DataStage が使用する文字エンコードを制御します。

APT_OS_CHARSET を ICU 文字セットに設定します。


APT_OS_CHARSET icu_character_set

APT_OS_CHARSET 環境変数が設定されていない場合は、オペレーティング・システムの文字セットが使用されます。 オペレーティング・システムの文字セットは、 language[_territory][.codeset]という形式の LANG または LC_ALL ロケール設定から決定されます。 使用する ICU 文字セットに codesetが含まれている場合は、 codeset を指定する必要があります。

DataStage の APT_OUTPUT_CHARSET 環境変数

APT_OUTPUT_CHARSET 環境変数を設定して、エラー・ロギング・システムを使用してデータ入力を osh パーサーに出力する DataStage 出力メッセージおよびオペレーター (peek など) の文字エンコードを制御します。

APT_OUTPUT_CHARSET を ICU 文字セットに設定します。


APT_OUTPUT_CHARSET icu_character_set

DataStage の APT_STRING_CHARSET 環境変数

APT_STRING_CHARSET 環境変数を設定して、 DataStage がストリング・フィールドと ustring フィールドの間で変換を行うときに使用する文字エンコードを制御します。

APT_STRING_CHARSET を ICU 文字セットに設定します。


APT_STRING_CHARSET icu_character_set

DataStage の CU_DATA 環境変数

ICU_DATA 環境変数は、すべての ICU データのデフォルト・ロケーションである ICU データ・ディレクトリーに対応します。

DataStageでは、DataStageフローからのユーザー定義文字マップのリクエストはすべて、ICUデータディレクトリにあるファイルに解決されます。

これらのファイルは、永続ボリュームからコンダクター・ポッドおよびコンピュート・ポッドにアクセス可能でなければなりません。 ICU_DATA 環境変数が ICU データ・ディレクトリーを指すように設定します。
ICU_DATA path_to_icu_data

ICU データ・ディレクトリーについて詳しくは、 ICU データ・ディレクトリーを参照してください。