Decision Optimization エクスペリメント UI には、さまざまな ビュー があります。このビューでは、データの選択、モデルの作成、さまざまなシナリオの解決、および結果の視覚化を行うことができます。 また、デプロイメント用にシナリオを保存することもできます。
Decision Optimizationでは、データ・セットを持つモデルは、最適化エンジン (ソフトウェア) を使用して求解されます。 これらの最適化エンジン (IBM CPLEX ® および CP オプティマイザー) は、数理計画法および制約プログラミング・アルゴリズムを使用して、モデルに記述されている目標に対して正確な解を生成します。 解は、モデルおよびデータにリストされている制約を考慮した最良の解であることが数学的に証明されています。 「最適解」とは、そのモデルおよびデータ・セットに対してより適切な目的値が見つからない可能性があることを意味します。 「許容解」は、モデルとデータのすべての制約を満たす解ですが、必ずしも最適ではありません。 最適化エンジンを使用してモデルを求解するイベントは、多くの場合、 Decision Optimization では「求解」と呼ばれます。
モデルを求解するには、以下のいずれかの ビューのメニュー・バーから 「実行」 をクリックします。 データの準備、 モデルの作成、または ソリューションの探索 ビュー。 実行中に、ジョブのさまざまなステージ (「開始中」、「保留中」、「実行中」、「終了中」) をグラフィカル表示で確認できます。 「求解」は、実行フェーズ中に発生します。 現在のシナリオ (データを含むモデル) は、 IBM CPLEX ® または CP オプティマイザーを使用して求解されます。 デフォルトの実行環境が求解に使用されるか、存在しない場合は自動的に作成されます。 デフォルトでは、モデルを求解するために do_22.1
が使用されます。 シナリオの実行を構成することで、この実行環境を変更できます。
シナリオのメニュー・アイコン から 実行 を選択して、 概要 からモデルを求解することもできます。
実行ボタンの隣にある実行設定アイコン「」をクリックすることで、特定の実行パラメータを設定、変更することができます。 これらのパラメーターは、 「実行」をクリックするたびに適用されます。 詳しくは、 Decision Optimization エクスペリメントでのシナリオの実行パラメーターの構成を参照してください。
Decision Optimizationソリューションを制御するエンジン・パラメーターは、モデルのビルド・ビューで設定できます。 詳細については、Build modelビューでエンジン設定を行うを参照してください。