Decision Optimization エクスペリメントでは、すべてのシナリオの実行パラメーターを構成できます。 パラメーターの構成は、例えば、ランタイムの制限を指定したり、ジョブ・メモリーの制限を指定したり、中間ソリューションを表示するかどうかを指定したりする場合に役立ちます。
データの準備、 モデルの作成、または 「ソリューションの探索」 ビューの 「実行」 ボタンの横にある 「実行構成」 アイコン をクリックすると、現在設定されているパラメーター値を示すウィンドウが開きます。
このウィンドウでは、さまざまな実行構成パラメーターを選択して編集することができます。
「パラメーターの追加」をクリックして、「パラメーターの選択 (Select Parameters)」ドロップダウン・メニューの以下のパラメーターから選択できます。
名前 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
Runtime limit |
数値 | このパラメーターを使用して、時間制限を秒単位で設定できます。 |
Log detail level |
列挙型
|
このパラメーターを使用して、エンジン・ログによって提供される詳細のレベルを定義できます。 デフォルト 値は INFO です。 |
Job memory |
数値 | このパラメーターを使用して、ジョブ・メモリー制限を MB 単位で設定できます。 |
Intermediate solution delivery |
列挙型
|
このパラメーターを使用して、求解の実行中に中間解のサンプルを取得できます。 デフォルト 値は NO です。これは、中間解が表示されないことを意味します。 中間解を表示するには、このパラメーターを頻度に設定します。 設定すると、実行中に表示されるグラフィカル表示で 「使用可能な新規データ」 をクリックすることで、中間ソリューションを表示できます。 次に、設定した頻度でサンプリングされた以下の値が表示されます。
|
IntermediateSolutions
サンプルを参照してください。 該当する製品およびバージョンのサブフォルダーを選択します。「パラメーターの選択」 ドロップダウン・メニューから 「カスタム・パラメーター」 を選択した場合は、以下の拡張パラメーターを追加できます。
名前 | 説明 |
---|---|
Modeling Assistant のみ CPLEX の場合 CPO の場合 |
Python 名は、接頭部 ma.cplex.parameters. または ma.cpo.parameters. を使用して入力できます。例:
詳しくは、以下を参照してください。
|
実行構成パラメーターを設定すると、これらの値がそのシナリオの後続のすべての実行に使用されます。
セット・パラメーターを削除するには、パラメーターの上にカーソルを移動して 「削除」 アイコンをクリックします。
Decision Optimizationソリューションを制御するエンジン・パラメーターは、モデルのビルド・ビューで設定できます。 詳細については、Build modelビューでエンジン設定を行うを参照してください。